新人電気工事士が覚えるべき材料

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みなさんこんにちは。ゼットです!

本記事では、新人電気工事士が覚えるべき材料を紹介していきます。

新人が覚えるべき材料って何?

結論 電線管の種類と大きさ

電線管とは、電線やケーブルを保護するために使用する管(パイプ)のことです。

新人は先輩から「この電線管を○○mmで切って持ってこい」て指示されます。

なので1日でも早く覚えた方が良いです!!

この記事でわかること

  • 電線菅の種類と主要メーカー
  • 電線管付属品の名称
  • 電線菅の正式名称と現場での呼び方
  • その他電線を保護する材料

目次

鋼製電線菅(金属管)

鋼製電線管は大きく分けて4つあります。

分かりやすく下記の表にまとめてみました。

配管名称薄鋼電線管ネジなし電線管
通称ウスコウ
C管、Cパイプ
ネジなし
E管、Eパイプ
大きさC19,C25,C31
C39,C51,C63
C75
E19,E25,E31
E39,E51,E63
E75
定尺3.66m3.66m
使用場所屋内屋内
材質※1鉄製、ステンレス鉄製、ステンレス
主要メーカーパナソニック
丸一(マルイチ)鋼管
パナソニック
丸一(マルイチ)鋼管
配管名称厚鋼電線管金属製可とう電線管
通称アツコウ
G管、Gパイプ
プリカ
大きさG16,G22,G28
G36,G42,G54
G70,G82,G92
G104
10,12,15,17,24
30,38,50,63,76
83,101
定尺3.66m10〜17 50m
24〜38 25m
50 20m
63〜83 10m
101 6m
使用場所屋外非防水 屋内
防水  屋外
材質※1鉄製、ステンレス
ドブ漬け
鉄製、ステンレス
主要メーカーパナソニック
丸一(マルイチ)鋼管
パナソニック
三桂(サンケイ)製作所

以上が金属管の種類や大きさです。

※ドブ漬けとは、溶融亜鉛メッキ仕上げのことであり、濁った見た目をしていることから、ドブ漬けと言われています。

配管付属品

配管付属品とは、パイプとパイプを繋げるカップリングや、パイプをボックスに繋げるボックスコネクタのことを言います。

主に使用するものを、下記の表にまとめました。

名称ボックス
コネクタ
カップリングパイプ
コネクタ
通称ボッコンカップパイコン
使用
用途
パイプをボックスに接続する
ために使う
同じパイプ同士を接続する
ために使う
異なるパイプ同士を接続する
ために使う
写真


写真はネジなし型

写真はネジなし型

写真はネジなしとCD管を
接続するもの
名称絶縁ブッシングサンピキャップノーマル
通称ブッシングサンピキャップ
or
シーピーキャップ
ノーマル
使用
用途
電線が傷付くのを防ぐ為に
ボッコンに取り付ける
電線が傷付くのを防ぐ為に
パイプの先端に取り付ける
配管を90度曲げる加工を省く
ための部材。
写真
名称ノーマルユニバーサルエルボ丸ボックス
通称ノーマルエルボ丸ボックス
使用用途配管を90度曲げる加工を省く
ための部材。
配管を90度直角に施工する
際に使用します。
電線の中継点、または結線場所を
設けるときに使用します。
写真

名称スイッチボックスサドル
通称スイッチボックスサドル
使用用途配線器具を取り付けるための
ボックスです。
電線管を支持するための
部材です。
写真

合成樹脂管

合成樹脂管は大きく分けて、3つあります。

これも分かりやすく表にまとめました。

配管名称VE管PF管CD管
通称VEPFCD
大きさ14,16,22,28,36,42
54,70,82,100
14,16,22,28,36,42
54
14,16,22,28,36,42
54
定尺4m14,16,22   50m
28,36,42,54 30m
14,16,22   50m
28,36,42,54 30m
使用場所屋内、屋外どちらも可能。
ただし、屋外で使用すると
劣化やひび割れを起こす。
屋内、屋外どちらも可能。
VE管同様、屋外で使用すると
劣化やひび割れを起こす。
非耐燃性の為
コンクリート埋設のみ
使用可能と思った方が良い。
主要メーカー未来工業、日動電工未来工業、パナソニック未来工業、パナソニック
写真

付属品

合成樹脂管の付属品は金属管と同様に、カップリングや、ボッコンなどがあります。

写真付きで簡単に紹介していきますね。名称は略していきます!

名称ボッコンカップパイコン
VE管
※VE管は通称、2号コネクタ

VE↔︎PFの接続に使う
PF管
CD管
名称ノーマル丸ボックススイッチボックスサドル
VE管
PF管なしなし
CD管なしなし
※埋込用

CD管はオレンジ色なので、オレンジ色=CD管の付属品って考えれば問題ないと思います。

その他

ここまで紹介したもの以外にも、電線やケーブルを保護するものはあります。

それも写真付きで簡単に紹介していきます。

名称エフレックスマシンフレキケーブルラック
通称エフレックスフレキラック
使用
用途
地中に配管する時に
使用する。
生産機械周りや防爆工事
などに使用する。
ケーブルをまとめて配線する時に使用する。
ハシゴの様な形状をしているのが特徴。
写真

名称配線モール
通称モール
使用
用途
一般家庭や事務所内などの露出配線工事に使用する。
壁用と床用があり、四角い形が壁用、かまぼこの形が
床用です。
写真
名称一種金属製線ぴ二種金属製線ぴライティングダクト
通称メタルモールレースウェイ配線ダクト、配ダク
使用
用途
事務所内などの
露出配線工事に使用する。
配線モールより強度が高い。
倉庫や工場、駅のホーム
などの照明設置に使用する。
照明器具を取り付ける設備。
天井に取り付けて、スポットライト
やペンダントライトを取り付けることが
できる。
写真
写真は一例です。他にも種類はたくさんあります。

最後に

ここまで紹介したものが、主に電気工事士が使用する材料です。

しかし、これが全てではありませ他にも材料はたくさんありますし、覚えることはあります。

その辺はカタログを見て覚えたり、現場で実際に使って覚えていってください。

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